僕はチームに成長を提供している。少なくとも、それを促す環境条件を提供していると自負している。
しかしながら、成長というのは、極めて利己的な動機である。利己的な動機のみを共有している集団では、いつか機会主義的な行動が生じる。「機会主義的な行動」と言っても、個々人が自身のキャリアに責任を持たなければならない以上は当然のものであり、そのこと自体は良くも悪くもない。少なくともそのように理解はしている。
理解はしているのだが、きっと「その時」になったらそこまで割り切った見方はできないだろう。同じ動機を共有する仲間を見つける必要があるし、また、共有可能な動機を見出す必要がある。そんなことを改めて思った。